映像コンテンツはテレビから、書籍コンテンツは雑誌などから…娯楽を提供するコンテンツの媒体も、今やスマートフォン一つに集約されつつあります。動画サイトの普及によってテレビ番組やドラマなどもスマートフォンで閲覧できるようになった他、漫画や小説といったコンテンツも「電子書籍」としてスマートフォンで楽しめるようになりました。世界で初めて発売されたスマートフォン「iPhone」では音楽再生機能がメインメディアコンテンツとして売り出されていましたが、今やジャンルを問わない多くのコンテンツを、スマートフォンで楽しめるようになっているのです。
コンテンツが充実し始めたことがきっかけで、スマートフォンの基礎スペックも大幅な進化を余儀なくされました。電子書籍アプリやサブスクリプションサービスを利用するアプリに対応できるよう、ストレージ容量の大きさや処理速度の向上、CPUの改善、バッテリー容量の増大などが近年のスマートフォンには多々見られます。もともと高画質を売りにしていたiPhoneはもちろんのこと、テレビや液晶などのメディア機器に強いメーカーから機種を生み出したandroidも同様に、各種コンテンツを楽しむための画質・音質の美しさに磨きをかけています。